予防で大事なことは?
患者さん一人ひとりのリスクを把握することです。
当院は治療と予防を明確に分けて捉えていません。患者さんのリスクを調べ、それに合わせて再発しないような治療方法を選ぶ時点から、予防は始まっています。そして治療が終わった時にそこでパタリと通院をやめてしまうのではなく、その後は虫歯の再発や歯周病のリスクを下げるために行う継続的なメンテナンスへと移行していくことになります。
「予防歯科」として、どなたにも一律に同じクリーニング処置をしているわけではありません。時にはぴったり合っていない詰め物・被せ物が原因で虫歯や歯周病進行のリスクを高めている場合は、トラブルを起こす前に入れ替えるといった治療の提案をさせて頂くことも「予防」と言えます。患者さん一人ひとりの状況に合わせて対応しています。